インヴァスト証券が提供するシストレ24において、非常に優秀なストラテジーであるQuickShiftを当ブログでは運用しております。
QuickShiftはどのようなロジックの自動売買か気になるかと思いましたので、本記事ではQuickShiftのロジックについて纏めました。
インヴァスト証券やQuickShiftについては、こちらの記事もご参照ください。
QuickShiftのロジック
QuickShiftのロジックについては、残念ながら公開されていないので正確なことは分かりません。
ですが、エントリーポイントを見る限り、トレンドフォローのトレードを行っていることが分かります。
矢印が決済ポイントを示していますが、相場の変わり目に決済していることが分かります。
エントリーポイントから予想方向に相場が動いた場合、QuickShiftは大きな利益をあげることが可能です。
QuickShiftの特徴
その他のQuickShiftの特徴は以下の通りです。
・最大保有ポジションは1つ
・ポジションの保有期間は250時間前後(長いときは400時間以上)と、かなり長期保有する傾向がある
・勝率は40~50 %で、損小利大で利益を伸ばすタイプ
・ポジションの保有が長期になることがあるため、スワップポイントで損失が出やすい
・ストップロスは-300pipsで、利益確定も損切りも内部ロジックによって実施されることが多い
・非常に強いトレンドが出ている相場で、稀に大きなドローダウンを記録することがある
・運用する通貨ペア同士で矛盾する方向にポジションを持たない
・ストラテジープロバイダーにて相場に全く合わないと判断した時はポジションを仕舞い、取引を全く行わなくなる
・ボラリティの高いレンジ相場では、損切を連発し損失を出しやすい
QuickShiftの特徴を利用した運用方法
おすすめのQuickShift運用方法は全通貨ペア運用です。
過去、私が実際に運用して、2年間プラスで終えることが出来た実績があります。
この運用方法のメリットやデメリットについては、こちらをご参照ください。
シストレ24のQuickShiftの通貨ペアは22種類、おススメの運用は?
また、さらにおススメの運用方法として、スワップ差の低い通貨ペアの運用のみを実施するという方法です。
こちらの図は、QuickShift全通貨の稼働以来の成績を示したものです。
こちらを確認すると、勝率はほとんど各通貨で同じ値(40~50%)となっています。
一方で、損益額が明らかに低いもの(損失が大きいもの)が存在し、QuickShiftと相性が悪い通貨ペアがあることが分かります。
こちらを分析したところ、スワップ差の大きい通貨ペアの成績が低いことが分かりました。
NZDやAUD、CADはスワップポイントの大きい通貨で、損益がマイナスになっているものが多いことが図から分かりますね。
CHFは昔はスワップポイントが高かったため、その時の成績が足を引っ張っている可能性があります。
この理由としては、QuickShiftは長期でポジションを持つことが多く、その際にマイナスのスワップポイントの影響を顕著に受けやすいためであると考えております。
以上の理由から、2つ目のQuickShiftのおススメの運用方法は、スワップ差の低い通貨ペアのみ運用する方法です。
まとめ
本記事を纏めますと以下の通りです。
・QuickShiftのロジックの詳細は不明だが、トレンドフォローのトレードタイプ
・QuickShiftには様々な特徴があり、その特徴を把握して運用することが重要
・QuickShiftのおすすめ運用法は、全通貨ペア運用か、スワップ差の低い通貨ペアの運用