私はFXを中心に資産を増やしていますが、FXの1つの手法であるシストレを最近始めました。
本ページでは、シストレの基礎を中心に、インヴァスト証券で運用可能である「シストレ24」について解説致します。
Contents
シストレとは
シストレとはシステムトレードの略であり、コンピューターに一定売買ルールに従ってトレードを行わせる非裁量トレードの事を言います。
通常のFXトレードの場合、売買のタイミングを自分で判断しなければなりません。
そういった場合、どうしても損したくないという気持ちや、早く利益を確定したいといった気持ちから感情的に売買判断をしてしまうケースが多々あります。
しかし、そういった感情でトレードすることで、損切が出来ず損失が大きくなってしまったり、逆に利益を伸ばすことが出来なくなってしまうことがあります。
一方で、シストレは一定のルールに基づいてコンピューターが取引するため、無駄な感情売買の要素を除去できることが大きな長所です。
逆にシストレの短所は、相場の急変時に対応することが難しいことであり、最近ではトランプショックなど政治的要因によって相場が大きく変動した場合その相場に対応出来ないこともあります。
システムトレードは開発型と選択型の2種類
システムトレードは大きく分けると「開発型」と「選択型」の2種類ががあります。
「開発型」は自分で売買プログラムを作るか、市販のプログラムを購入または無料版などを入手して使うことを特徴とします。
こちらのメリットとしては、自分オリジナルの売買ルールに従ってトレードすることが可能であるという点です。
しかし、短所としてはプログラムを組むのに専門的な知識を要することと、プログラムを開発するのに時間がかかるというところです。
それに対して「選択型」は、証券会社などが用意しているストラテジー(売買プログラム)の中から選んで使うタイプであり、長所としてはプログラムを開発する手間が省けること、様々なプログラムから好きなものを選べるといった点が挙げられます。
短所としては、人が作ったプログラムを使用するため、そのプログラムがどういった売買ルールで運用されているかが分からないことがあるという点です。
私は、選択型のシストレが利用できるインヴァスト証券の「シストレ24」で一部資産を運用していますので、「シストレ24」について詳しくご説明いたします。
シストレ24について
シストレ24は、インヴァスト証券が提供している「選択型」のシステムトレードシステムです。
シストレ24には、世界中のプロの投資家が生み出した優秀なプログラムが集まっていることが特徴です。
その中から自分で好きなものを選択し、運用できることができ、シストレ24では、各ストラテジーの収益率を公開しており、調子のよいストラテジーを選択できる点が優れています。
さらにシストレ24には「フルオート」という機能が存在し、ストラテジーの選択すらも自動で行ってくれる機能が存在します。
この機能を用いることで、数多くあるストラテジーから自分で設定した条件に合致するストラテジーを自動的に選択してくれます。
シストレ24の運用のコツ
私が実践しているシストレ24運用のコツについて記述します。
1.直近で調子の良いストラテジーを使用する
過去に素晴らしい成績を収めているストラテジーであっても、次にどうなるかは分かりません。
しかし、調子の良さとは継続することがよくあり、現在調子の良いストラテジーを選択することで、それが継続したときに大きな利益を生むことができます。
逆に、ストラテジーの調子が悪いと感じたときはすぐに入れ替えるようにしましょう。
そのストラテジーは現在の相場にfixしていない可能性が高いと考えられるためです。
よって、調子の良いものを選択し、利益が出ていれば継続して運用する、利益が出なくなった瞬間に別のストラテジーを選択することが重要です。
2.余裕を持った資金で運用する
システムトレードは、長期運用することで利益が得られるようなストラテジーも存在します。
そういったストラテジーの場合、ロスカットに耐えられなくなった時点で運用ができなくなりますので、必ずロスカットされないような資金力が必要です。
3.政治的要因や指標発表時には強制決済する
システムトレードの短所として、雇用統計などの大きく相場が動く局面や、政治的要因による相場変動には対応できないことが多々あります。
よって、雇用統計の前や、政治的リスクが高い局面の際には、思い切って現在保有しているポジションを強制決済し、ストラテジーの稼働を停止させることで、大幅な損失を防ぐことができます。
ただし、このときにストラテジーを仮に稼働させていれば大きな利益を得ることができる場合などもありますが、運の要素が強すぎるため、私は停止することをおすすめします。
以上、シストレ24について纏めてみましたがいかがでしたでしょうか?
本ブログでは、実際のシストレ24の運用状況についても随時ご報告していきますので、よろしくお願いします。